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〜 燈和会からのお知らせ 〜

第一級生薬「天麻」の栽培に成功

2017年10月10日燈和会からのお知らせ

    日本では、少子高齢化に伴い医療費の高騰が懸念されています。漢方の国内需要の約90%が中国より輸入。日本に於いては平成25年度辺りから生産の取組みをしてはいるものの生産技術、品種、生産価格等の問題により生産者は増えません。又、生産品種の原資は各国の法律や規制(ワシントン条約)などにより限られた品種しか生産出来ません。

    当会は、生薬の生産を国産化する為に、生薬栽培を基幹事業として生薬の特質を最高に引き出し、地域に貢献したいと考えています。既に日本では生産は困難とされている第一級生薬「天麻」を唯一単独で国産化に成功、更に良質で高価な生薬200種以上を土壌や気候を調べ、地域別に栽培可能である事が判明しました。

    世界が混迷する中、漢方の需要は欧州圏では年々高まっています。私達は輸入ではなく生産国に向け、未来に残す財産作りをしなければならないと考えます。